”どんどん捨てる”時期は終わった。これからは”使い切る生活”を目指したい。
シンプルライフに目覚めた頃、たくさんのモノをどんどん捨てた。
もう5年以上前になりますが、年末年始の休みに、ひたすらいらないモノを捨てました。
部屋が散らかっていたわけでもなく、整頓もそれなりできていたけれど、モノの多さが落ち着かなくなってきたのです。
多分その頃、ココロをすっきりしたくて、モノを減らしはじめたんだと思います。
なんとなくいつか使うかもと思っていたモノや、なくてもいいモノ、大量にあった写真を随分捨てました。
するとココロがすっきり。
掃除も楽になったし。
「あ、私、モノの少ない生活が好きかもしれない。シンプルライフが心地良いかもしれない。」とその時気付きました。
後から知りましたが、ちょうど世の中で「ミニマリスト」が話題になり、流行していた頃です。
「捨てるモノはないか」探してばかりの生活はおしまい
年末年始の大片付けで、ずいぶん片付きました。
捨てたのは、必要ないモノばかり。
それ以降も、まだいらないモノあるよね、と探しては捨て、探しては捨て。
これがすっきりするんですよ。ココロもスペースも。
ここにちょっとした落とし穴があります。
「捨てるハイ」状態になってきちゃうと、黄色信号。
「とにかくモノが少ないこと」にこだわったり、「断捨離」にとらわれすぎて、いつも捨てるモノを探してばかりいる。そうなるとちょっと話が違ってきます。
「捨てることが目的」になってしまうと、いつまでたっても「捨てるモノはないか」ばかりを考えたり、探し続けてしまいます。その状態に「快適さ」はありません。
そういう私も、よりすっきりしたくて、もう捨てるモノはないかな?と思ったり探していた時期がありました。
そこで筆子さんの著書、「1週間で8割捨てる」を読んで、その通り実践してみました。
この本は、1週間毎日、見直す場所とポイントが書いてある「捨てるための実用書」です。
実践してみましたが、ずいぶん不要なモノを捨てた後だったので、そこまで捨てるモノはでてきませんでした。
でも、本を読んで実践したことで、一通りの確認ができました。
”片付けたいけど、どこから手をつければ良いかわからない”方におすすめの本です。
生きている限り、生活しているだけでモノは入ってきます。
だからその都度、不要なモノを捨てていく必要性はあります。
でも、一通り大きく捨てたら「どんどん捨てる」、「捨てるモノを探す」時期は終わりです。
これからの理想は「使い切る生活」
「どんどん捨てる時期」は終わり。
せっかく不要なモノを捨ててすっきりしたんだから、次は、不要なモノを持ち込んだり買わない生活にシフトです。
そうココロがけていても、実際はお買い物に失敗したり、使っているうちにいらなくなるモノもあります。そういう時は手放す。
まだ使えるモノは譲ったり、リサイクルショップに持っていきます。
それができない時は、潔く処分。
最近は、できるだけ捨てなくて良い生活がしたいなと思うようになりました。
使い切る生活。
それはきっと、環境にもお財布にもやさしい。
余計なモノは買っていないということだし、使い切った満足感もある。
モノを大切にすることにもつながります。
でももし、現時点で汚部屋に悩んでいるなら、まず捨てましょう。
「もったいない」痛みを知って、次に活かしましょう。
「使い切る生活」までたどり着いたら、素敵ですね。
よろしければ、こちらもどうぞ。
*参考になります。トラコミュ。*
応援クリックplease!