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肌断食を2年実践した記録。

実は、シンプルライフに目覚める前の約2年間、肌断食をしていました。

 

今日は、私が肌断食を取り入れてみようと思ったきっかけや、その後の様子などについて書いてみます。

 

 

肌断食とは

 

 

肌断食とは宇津木式とも呼ばれ、宇津木隆一氏が提唱するスキンケアの方法す。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、用意するのはワセリンと純石鹸のみ。

 

全ての基礎化粧品をやめることで、肌が本来もつ力を取り戻しターンオーバーの正常化をはかる。

 

結果自分の自然な一番美しい状態の肌を手に入れることができるというものです。

 

私はこちらを使用しました。

 

ワセリンはほんの少しずつしか使わないので、この量で充分です。

 

 

 

 

肌断食をはじめたきっかけ 

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若い頃から、あらゆる種類の基礎化粧品を使い、お手入れを欠かしませんでしたずっと肌トラブルとは無縁。

 

ところが30代後半から自分は乾燥肌だと思うようになり、40才を過ぎた頃から乾燥はより酷くなってしまいました。

 

 

「とにかく保湿しなくては」と、様々な高保湿タイプの基礎化粧品を使用してみたものの、乾燥は一向に改善されません。それどころがどんどん酷くなる一方。

 

 

そしてついにある日、洗顔したら顔中鱗のように細かく皮がめくれるという恐ろしい状態になってしまいました。

 

こんなに保湿に気をつけているのに、何故だろう。

 

 

 

肌断食をはじめる。  

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そこで思い出したのが、以前聞いたことがあった宇津木式スキンケアです。

 

どうせこんなに乾燥するなら、最近話題の肌断食を試してみようと思ったのです。

 

ネット上にも色々な情報はありましたが、中途半端に始めるのも怖かったので、まずはきちんと本を読んで正確に理解しようと思いました。

 

高保湿スキンケアの限界を感じていた私は本を読み、肌断食を始めました。

 

今まで私は、若い頃からあまりにも過剰に基礎化粧品を使用しすぎていたのかもしれない...。

 

 

 

肌断食1年目。 

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はじめの1週間位は、顔がつっぱったり痒くなったりでした

 

高保湿スキンケアをしていても乾燥していたのです。

それを急にやめれば、当たり前ですよね。

 

顔のつっぱりや痒みなどは少量のワセリンをつけて我慢でした。

 

それから3か月ほどは細かく顔の皮がめくれたり、しばしば痒くなったりが続きました。それも少量のワセリンでしのぎました。

 

そうするうちに、少々皮むけはあるものの、何もつけなくても顔がつっぱることはなくなってきました

 

この調子なら、なかなか良いかもしれない。

 

続ければ皮むけもなくなり、基礎化粧品いらずの肌になれるかもしれない、肌本来の力を取り戻せるかもしれないと思えました。

 

 

 

1回目のトラブル(肌断食1年後) 

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水洗顔にワセリンのみで良い(本当はワセリンすらいらない)。

 

”お金も、お手入れの時間も手間もかからない”と簡単で良いことだらけに思えましたが皮むけはなくなりませんでした)、1年経った頃、突然顔中が痒く赤くなり始めました。

 

そしてところどろ、皮膚が酷く赤くかたくなってしまい、さすがにこれは炎症を起こしている!と皮膚科に駆け込みました。

 

皮膚科では乾燥による炎症と言われ、トラブルの酷いところには強めのステロイド剤、顔全体には弱いステロイド剤を処方されました。

 

それで治療すること1か月半位。

 

おさまったと思ったので、肌断食再開。

それからまた1年位は、大きなトラブルなく過ごしました。

 

 

 

 2回目のトラブル(肌断食2年後)

 

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ちょうど1回目のトラブルから1年経った頃。

 

また顔に痒みが出始め、今度は顔全体がまだらに赤くなり、皮膚がかたくなってしまいました。

 

1回目のトラブルより酷く、再び皮膚科に駆け込みました。

 

そして前回同様、強いステロイド剤と弱いステロイド剤を併用して治療することに

 

 

 

今現在 

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ステロイド剤をできるだけ使いたくないので馬油などでの保湿を試みてみましたが、どれも痒みと赤みが出てダメでした。

 

結果、皮膚科処方の弱いステロイド配合の保湿剤をずっと使用しています。

 

薬を塗り始めてから1年経ちましたが、未だ弱いステロイド剤から脱することはできていません。

 

 

 

 肌断食について思うこと

判断が難しい

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肌断食が合う方もいらっしゃるようですが、私にはちょっと無茶だったみたいです。

 

ただ、洗顔後すぐに化粧水をつけないと顔がつっぱって仕方なかったのが、しばらく何もつけなくても大丈夫にはなりました。

 

 

本の中に、はじめは皮むけは起きる。それは少量のワセリンでしのぐ。本来の肌機能を取り戻せるまでは個人差が大きいので、どれくらいかかるかわからないとあります。

 

その為、痒みや皮むけがでても、良くなる途中の反応なのか、皮膚科へ行くべきレベルのトラブルなのかの判断が難しいと個人的には思いました。

 

 

 

 肌断食はおすすめできるか

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自分は結果、大きなトラブルを背負ってしまったので安易におすすめはできないです。

 

でも、化粧品の使い過ぎは、かえって肌に負担をかけるというのは、その通りに思います。

 

以前は、年齢を重ねたらその分、化粧品で補わなければいけないと思っていました。しかも、色々な成分の入ったちょっとお高めのものでないとカバーしきれないのだ”と。

 

お手入れするほど肌は美しくなるはずだとも思っていました。

 

この考えはなくなりました。

 

今は、必要最低限のシンプルケアをすることが、お肌本来の力を壊すことなく一番良いのではないかと思っています。

 

 

化粧品には、使用することで”綺麗になれる気がしてワクワクする”という心理的効果もありますよね。そういう感覚が好きな方には向きません。

 

また、特に肌トラブルがない方は、わざわざ肌断食をする必要はないのではないかというのが私の正直な見解です。

 

まずはお手入れをシンプルにすることから始められてはいかがでしょうか。

 

 

宇津木式スキンケアは、その通りに実行するのはハードルが高いですが、参考になることもあります。

 

取り入れる取り入れないは別として、一度本を読んでみるのも良いかと思います。(実行される方は、必ず読んでから始めましょう。)

 

 

 

よろしければ、こちらもどうぞ。

 

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*参考になります。トラコミュ。*

 

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