シニア世代の6畳ひとり暮らし。料理研究家、村上祥子さんのインタビューから。
”78才、6畳ひとり暮らしの楽しさ”というタイトルが目にとまった。
ネットを徘徊しているわけではないが、“78歳人気料理家が語る6畳ひとり暮らしの楽しさ”というタイトルが目に入った。
私ももうすぐ50才。
人生の先輩のお話にも、ちょっと興味がでてくるお年頃。
もし自分がシニア世代まで生きていたとして、せっかくなら楽しく人生を送りたい。
そんなヒントになりそうな記事があると、読んでみます。
6畳ひとり暮らし、78才、楽しい。
これらのワードは、アラフィフひとり暮らしの私にとっては興味ひかれるモノ。
今回のインタビューは、78才の村上祥子さん。
電子レンジ調理の第一人者としても有名な方だそうです。
印象に残ったところ
インタビューの中から、印象に残った部分を挙げてみます。
1日の時間は限られています。私は今も、とにかく精いっぱい仕事がしたいので、家の中の物の整理に時間を取られるのはもったいないと思ってしまいます。
モノが多いと探し物をすることが多くなる。
だから、 できるだけ少ないモノで暮らしたい。
自分も常々そう思っていますから、わかりますねぇこの感覚。
気に入ったものはセーターもパジャマも繕って着ています。
これも良いですねぇ。
私も、まだ着れそう、まだ着たい、使いたいモノは繕います。
なんでも「捨てる 」じゃなくて、繕って使う、使い切る、モノを大切にする暮らしを目指したい。
変化を楽しむためにはスカーフやベルト、帽子を活用します。
村上祥子さんは、オシャレがお好きな方。
服の枚数は少なめに、黒を基調にそろえて、スカーフやベルト、帽子でバリエーションを楽しんでいらっしゃいます。
小物を足したり変えたりするだけで、随分印象が変わりますからね。
「人生は探しものの時間がないと3倍有効に使える」と言った人がいますが、台所仕事もまさしくそうです。なんでもしまいこんでしまって、「あれどこだったかしら」とあちこちの扉を開けたり引き出しの中をのぞいたり。
高いところにしまったものは、椅子を持ってきて、のぼって取り出す。
棚の奥のほうに置いてあるものを取り出すために手前のものを出して、またしまう。
そんなことをしていたら疲れるばかりで、台所に立つこと自体がおっくうになってしまいます。
人生は探しものの時間がないと3倍有効に使える。
なんという強烈な言葉。
でも、案外おおげさでもない言葉かも。
忙しいと、とりあえずその辺に置いてしまって、後からあれどこに置いたかしら?と探して余計に忙しくなるなんて光景よく見ますから。
自分もそういう経験ありますし。
シニアになったら、これまで以上に自分を大切にしなくてはいけません。
自分を大切にする。
自分を大切にできていますか?
シニアになったら、これまで以上に自分を大切に。
もう年だからと卑下することなく、変化を受け入れつつ。
それができたら、きっと素敵に年齢を重ねていけそう。
シンプルキッチンは「見える」キッチンです。自分にとって絶対に必要なものだけがある、潔いキッチン。作り上げるためのお金はほとんどかかりません。ただ、「何が必要か」を選ぶことは、とても根気のいる作業です。できれば、体力も気力も充実しているときに始めるといいですね。
画像出典元:https://mi-mollet.com/articles/-/25955?page=3&per_page=1
村上祥子さんは、料理研究家なので、特にキッチンに関する話題が多いです。
負担を減らすためにシンプルキッチンをおすすめされています。
シンプルキッチンとは、「見える」キッチン。
何がどこにあるか常にわかって、すぐに取り出せるようにしたいですね。
現代は、炭水化物はまるで目の敵かたきのような扱いで、食事から「抜く」人が多いのですが、それはとんでもない間違いだと私は思います。
脳という司令塔が通常使えるエネルギーはブドウ糖だけ。筋肉を動かすためのエネルギーもブドウ糖。
その供給源である米や麺、パンなどの炭水化物は、食事の中でいちばん大切にしたいものです。
穀類には食物繊維も豊富なので、シニアの悩みのひとつである便秘の改善にも効果があります。
今は糖質制限をされる方が多いですが、村上祥子さんはきっぱりと「糖質も必要です」と言っています。
摂りすぎや運動不足が良くないだけで、病気でない限り、糖質制限する必要はないと思います。
そんなことばかり気にしていたら、食事も純粋においしいと楽しめなくなりそうですから。
以上、印象に残った部分をピックアップしてみました。
興味を持たれたら、上リンクの村上祥子さんのインタビュー読んでみてくださいね。
本も発売されるそうです。
よろしければ、こちらもどうぞ。
*参考になります。トラコミュ。*
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