ファッション界は早いですから、街は、そろそろ冬物最終セールに入りますね。
冬物は特に、アウターはどうしても他に比べてお値段がはります。
安くてお値打ちになったこの時期に、「来年用にコートを買っておこう」なんてことはありませんか?
節約になる?SALEで「来年用に買っておこう」をおすすめしない理由。
節約意識が高い人ほど要注意?
「節約」。
それぞれの暮らしや目標、収入に応じて暮らすために、大なり小なり必要なことですね。
よく、「セールで安くなっている時期に来年の服を買っておくのよ」という言葉を聞きます。自分の服、子どもの服など、来年用に新品を買っておくのです。
このような行動は、日頃から1円でも安いスーパーを探して買いに行く、安売りの時に大量にストックを買っておく、といった節約志向の高い方に多い気がします。
「1円でも節約」と思うのは悪いことではありませんが、その「節約」、本当に「節約」になっていますか?
「来年用に買う」ことをおすすめしない理由
1.来年、そのサイズが着れるとは限らない。
子ども服なら、大体の予想で来年のサイズを買うでしょう。
大人だったら、現在の自分のサイズで買うでしょう。
でも来年、本当にそのサイズでしょうか?
子どもなら、思ったより成長してもっと大きくなっているかもしれません。
だからといって、もうひとつ大きいサイズを買ったら、ブカブカで気持ち良く着れないかもしれません。
大人はそんなにサイズは変わらないと思いますよね。
ですが、それもわかりません。
例えば私は、夜間の摂食障害が原因で、数か月の間に25㌔も増量してしまいました。
節制するから大丈夫よ、と思っていても、何が原因で太るか痩せるかわかりません。
来年も現在と同じサイズとは限らないのです。
2.来年になったら好みが変わっている可能性がある。
今は「このデザイン素敵」と思っていても、来年は好みが変わっているかもしれません。
その時、「あぁ、買っちゃったから着なくちゃもったいない」と残念な気持ちで着るのは快適ではありません。
結局、より良いモノが欲しくなってしまうでしょう。
3.来年まで1年間、たんすやクローゼットの場所を取る。
「来年用」ということは、来年まで、たんすかクローゼットに寝かせておくわけです。
スペースを余分に使ってしまいます。
来年、本当に気に入って着れるかどうかわからないモノを、まるっと1年寝かせておく場所を取ることは、有意義ではありません。
節約の為、と思って買ったモノが、サイズが合わなくなったり、好みが変わり、結局新しい別のモノを買わなくてはならない。もしくは欲しくなってしまった。
そんなシチュエーションは珍しくないです。
もしも、どうしてもセールで買いたくなったら
それでも、どうしてもセールで買いたくなってしまったら。
今すぐ着れるモノにしましょう。
来年まで新品で寝かせておくモノではなく、今すぐ着れて来年も着れそうなモノ。
そして、セールでお値打ちになっているから良く見えるだけじゃないか、欲しくなっているだけじゃないかもよく考えてみましょう。
「節約」を心がけているのにちっともお金がたまらない、モノが増えて困る、という方は、セールとのお付き合いの仕方、見直してみませんか?
よろしければ、こちらもどうぞ。
*参考になります。トラコミュ。*
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