じんわり良かった映画のご紹介。
今日はご紹介するのは、
フィンランドが舞台の
「かもめ食堂」。
映画、かもめ食堂。
あらすじ
ある夏の日、日本人の女性サチエはフィンランドの首都ヘルシンキに「かもめ食堂」と食堂を開店させた。
しかし、近所の人々からは「小さい人のおかしな店」と敬遠され、1か月経っても客は全く来ない。
ある日、食堂にやってきた日本かぶれの青年トンミ・ヒルトネンから『ガッチャマンの歌』の歌詞を質問されたが、歌い出しを思い出すことができずに悶々としていたサチエは、町の書店で背の高い日本人女性ミドリを見かける。
意を決して「ガッチャマンの歌詞を教えて下さい」と話しかけると、ミドリはその場で全歌詞を書き上げる。
「旅をしようと世界地図の前で目をつぶり、指した所がフィンランドだった」というミドリに縁を感じたサチエは、彼女を家に招き入れ、やがて食堂で働いてもらうことになる。
ささやかな日常を積み重ねていくサチエたち。
徐々に客の入りが増え始めていたかもめ食堂は、やがて地元住人で賑わう人気店となるのであった。
ぶれない主人公女性、サチエ。
出典元
https://33press.com/cinema_kamome-shokudou/
主人公のサチエが、魅力的でした。
姿勢やたたずまいが美しかった。
それは、
サチエの内面を表しているようで。
主人公サチエは、ぶれません。
自分をしっかりもっています。
1か月お客さんが来なくても、
「毎日真面目にやっていれば、
いつかお客さんは来る」
と落ち込むことなく過ごします。
「もし来なかったら?」
とミドリに迫られても、
「その時は、その時です。
大丈夫、なんとかなります。」
と、きっぱり。
毎日寝る前に、
合気道の膝行(しっこう)を必ず行って
ココロと体を整えます。
この姿がまた、美しい。
サチエの元へ、
様々な事情を抱えた人が
やってきますが、
決して土足で踏み込むようなことなく、
過干渉しません。
これが、サチエのすごいところ。
静かな大人の映画
「かもめ食堂」は、淡々と
主人公と周りの人々が描かれています。
北欧の街並みや、
海沿いの風景もどこか静かで、
全体的に大人の映画だな
という感想です。
人には皆、事情がある。
どこにいても淋しいものは淋しいし、
悲しいものは悲しい。
好きなことをしてるんじゃなくて、
嫌いなことはしないだけです。
こんなセリフが印象に残りました。
あと、「かもめ食堂」は、食べ物が
それは美味しそうに描かれています。
良い映画観たな、
という気持ちになりました。
よろしけければ、こちらもどうぞ。
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