読書。ミニマリストしぶ著、手放す練習。ムダに消耗しない取捨選択。
ミニマリストしぶさん、有名な方ですよね。
しぶさんの本は1冊も読んだことがなかったので、今回キンドルで読んでみることにしました。
本を読んでばかりで実践しないのは本末転倒ですが、モノやコトの減らし方は一通りわかっているつもりでも、たまにミニマリストやシンプルライフの本やブログを読むと身がひきしまります。
しぶさんは本書で、「モノを手放すことで人生に”余白”をデザインする」ことを提案していています。
また、生き方をデザインするとは、「いちいち悩まないで済むよう、何をしないか決めること」と言っています。
モノが少ないと
・お金が増える
・時間が増える
・空間の縛りから解放される
・体も脳も疲れなくなる
・心に余裕が生まれる
良いことだらけですね。
だからしぶさんは、「所有はコスト」だと考える。
必要以上のモノを持つと、無駄な動きやプレッシャーにつながり、あらゆる悩みに直結するというのです。
選択肢が多いほど、人は不幸を感じやすくなってしまうそう。
心理学者
バリー・シュワルツによると、
1.無力感が生まれる
(選ぶのが大変)
2.満足度が下がる
(選択に疑念と後悔が生じる)
3.期待値が上がりすぎる
(比較する対象が増える)
からだと言われています。
たしかに、あまりに選択肢が多すぎると、それだけで疲れてしまいますよね。
しぶさんは、選択肢を3つまで絞ることを推奨しています。
他に印象に残った言葉は、
「時間がないから片付けられない」のではなく「片付けないから時間がない」のであり、「片付けが苦手でモノを減らせない」ではなく、「モノを減らさないから片付けが上手くならない」のである。
しぶさんは短期集中型での片付け推進派ですが、決断疲れしてしまう人は毎日少しずつ片付けるでも良いかなと個人的には思います。
その代わり、人に片付けてもらうのではなく、自分で片付けること。
そうでないと自分の価値基準がわからないままなので、リバウンドしてしまいます。
なかなか興味深く読める本でした。
しぶさんの部屋は、本当に掃除が楽そう。
その点、正直ちょっと憧れちゃいそうになりますね(笑)。
楽、簡単は正義。
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