読書。ドミニック・ローホー著、シンプルに生きる。
ドミニック・ローホーさんとは?
「シンプルに生きる」は、いわゆるシンプルライフ本です。
フランスをはじめ、ヨーロッパ各地でベストセラーとなっています。
古本屋さんで見かけたので読んでみました。
ドミニック・ローホーさんはどんな方か簡単にいいますと、
フランス生まれのフランス育ち。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど幅広く旅をし、日本在住歴30年。
特定の宗教団体、哲学や文化的グループに属せず、自分自身の内面にある様々な観点に基づく意見を尊重し、それを受容することを信条としている。
もっとも大切にしている価値観は、自由、美、調和である。
簡単に書いたつもりでも、ちょっと難しいですね(*´Д`)。
こだわりのモノに囲まれたシンプルライフ
シンプルライフと一言で言ってもいろんなタイプがあります。
・とにかくモノにこだわらないシンプルライフ
・モノが少ないシンプルライフ
・見た目をおしゃれに整えたいシンプルライフ
・こだわりのモノ、お気に入りのモノだけに囲まれたいシンプルライフ
ドミニック・ローホーさんの場合は、厳選したこだわりのモノ、お気に入りのモノだけを持つ(数は少ない)シンプルライフです。
本物だけを揃えましょうと、著書でもおっしゃっています。
美も大切
「シンプルライフなんだから、お化粧もしなくて自然体でいいのよ」なんてことは言いません。
むしろ、美に関する意識が高いです。
例えば、
ハンドバッグには本来、口紅1本と身分証明書、そしてお札が1枚入っていれば十分です。
P25より
そう、口紅は持つんです。
他にも、手入れの届いた手元という意味でマニキュアも必要だとおっしゃっています。
こう考えると、この本はどちらかというと女性向きかもしれませんね。
いちばんココロに残った言葉
今の私にいちばんココロに残った言葉は、「モノにふりまわされない生き方」です。
モノが増えると片付けが必要だったり、モノを使う時に探したり、文字通りモノにふりまわされてしまいます。まさに今の自分の部屋がそんな状態ですので。
モノは使うモノであって、自分が振り回されるモノではありません。
「シンプルに生きる」は、持ちモノ、ファッション、時間管理、美容、人付き合いなどいろいろな側面から書かれています。
読んでいると、背筋がシャンとします。
興味を持たれた方は、ぜひ読んでみては。
何事も、すべてをまるのみするのではなく、自分に響いたところだけ良いとこどりするのがおすすめです。
この本が向いている方
・シンプルライフに興味がある方
・どちらかというと女性向け
・こだわって選んだ数が少ないモノで暮らしたい方
・美容に興味がある方
・部屋だけでなく内面も整えたい方
よろしければ、こちらもどうぞ。
*参考になります。トラコミュ。*
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