再放送もされましたが、世間様のブームが去った今になり、ドラマ「逃げるが恥だが役に立つ。」を観ました。
思ったことや感じたことはたくさんありますが、今回は「48才の私」だからこそ?印象に残ったことをメモります。
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ。」48才の私が印象に残ったこと。
49歳独身キャリアウーマンの百合さん
出典:http://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/
大人気ドラマなので、あらすじなどは割愛しますね。
主人公の森山みくり(新垣結衣)の叔母の百合(石田ゆり子)は、49才ひとり暮らしのキャリアウーマン。
キャリアウーマンから脱線したという点を除いたら、百合は49才で独身ひとり暮らしという点で自分と境遇が近いです。
まあ、私にはあんなに仲の良い親戚はおりませんが、それはさておき。
バツいちでもなく独身。
「だから結婚できないんだよ」と陰で上司に言われたり、オバサン扱いされたり(実際におばさんの年齢ではあるけれど)なんだかちょっと全くの他人事とは思えない気がしたかも。
なので「逃げ恥」を観終わって自然と印象に残ったのは、百合に関することでした。
今は若い女性もいつかは必ず年をとる
ドラマの中で、百合は若い女性に言われます。
「もう50のくせして、17才も年下の男に色目使ってんの?」
「私はオバサンの半分の年齢ですから。」
完全喧嘩売られてました(´Д`)。
私なら、若い女性が自分にババアと言ったり、悪意を込めて「オバサン」と言ってきたらこう返すことでしょう。
「アンタも生きてりゃ、あと15年もすればババアになんのよ。その時はもしかしたら、今の私よりあなたの方が老けてるかもよ?」
底意地悪いですね(ΦωΦ)。
売られた喧嘩、買っちゃってますね。
でも、百合は大人でした。
「私が一番悔しいのはね、日本にはあなたのような若い女性がたくさんいるってことなの。いずれはあなたも年をとる。今のあなたは、未来の自分を否定してるっていうことなのよ。」
ちゃんと言うべきことは言い返し、それでもその中に若い女性への愛のこもったアドバイス。素晴らしい。
年を重ねるなら、素敵に重ねたいじゃないですか。
実際、若い女性にはない大人の女性の良さもありますからね。
負け惜しみじゃありませんよ。(多分。)
年齢の枠にとらわれて可能性を諦めない
若い頃はモテていたのに、独身のまま49才になった百合。
そんな百合に17才年下の男性が好意を寄せます。
17才年下!
たしかにすごい年の差だ。
「あなたが生まれた時、私は17才の高校生だった。」
そんな風に考えて、本当は自分も彼のことが好きなのに、付き合うことを自分に許しません。彼を突き放します。
まあたしかに、それは普通の感覚かもしれない。
「普通の感覚って何?」って言われると...。まあ、一般的な考え?ってとこですかね。
「一般的」からそれると、なんやかんや言われることが多いのは事実。
でもね、ドラマの最後に登場人物は皆勇気を出すんです。
百合も、「これから先どうなるかはわからないけれど」と素直に年下男性の好意を受け入れる。
そんなのドラマだからだよ!!
って思うかもですけど、自分に素直になることって大切。
いつも自分が思っていることは、「死ぬ時に後悔したくない。」です。
後の結果がどうあれ、百合は自分に素直になってベストな選択をしたと思う。
で、思ったんです。
「もう年なんだから。」
「もうオバサンなんだから。」
変に年齢の枠にとらわれて、可能性を諦めるのはナンセンスだなって。
一部、生物学的に無理なことはあるかもしれない。
だけど、それ以外は
何かに挑戦したり、何かを始めることも、追い求めることも今からだってできるんだ。していいんだ。
そんな風に思わせてくれたドラマでした。
原作は、コミックです。
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