映画。窮鼠はチーズの夢をみる。
レスリー・チャンの名前を見つけて、映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の存在を知った。
画像出典元:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/37434/
ある日、ネット記事のトピックスにあがってきたレスリー・チャンという文字。
私はレスリーが好きなので、クリックしましたね。
「窮鼠はチーズの夢を見る」という映画の監督(行定勲監督)が、インタビューの中でレスリーのことを話したのだとか。
こちらの記事が見やすかったので、貼らせていただきます。
もう一つの理由として、「香港出身の俳優、レスリー・チャンとお会いした時に、好きな映画が『オルフェ』だと聞いたことがありました。彼はその時、自分は常に“自己犠牲”を意識して生きていると語っていました。社会に対して自分を偽って生きていることも含めて、何かのために自分を犠牲にしていると感じていた。その彼の寂しさや憂いがとても印象に残っていたんです。その姿が今ヶ瀬と重なりました」と香港が生んだ大スター、レスリー・チャンとの秘話を教えてくれた。
公開当時、劇場に観に行くことも考えましたが、コロナ禍でもあったため、見送りました。
でも、気になっていた映画です。
アマゾンプライムビデオで無料で観れるようになったので、さっそく観ました。
あらすじと予告編
画像出典元:https://www.crank-in.net/news/80342/1
●あらすじ●
恋に溺れていく2人の男性を描いた水城せとなの人気漫画「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を、行定勲監督のメガホンにより実写映画化。主人公の大伴恭一役を「関ジャニ∞」の大倉忠義、恭一に思いを寄せる今ヶ瀬渉役を成田凌が演じる。優柔不断な性格から不倫を重ねてきた広告代理店勤務の大伴恭一の前に、卒業以来会う機会のなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉が現れる。今ヶ瀬は妻から派遣された浮気調査員として、恭一の不倫を追っていた。不倫の事実を恭一に突きつけた今ヶ瀬は、その事実を隠す条件を提示する。それは「カラダと引き換えに」という耳を疑うものだった。恭一は当然のように拒絶するが、7年間一途に恭一を思い続けてきたという今ヶ瀬のペースに乗せられてしまう。そして、恭一は今ヶ瀬との2人の時間が次第に心地よくなっていく。
●予告編 ●
感想
画像出典元:https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c030100/
私はレスリーが好きなので、どうしても見方や感想も偏ってしまいますが。
映画の中で今ヶ瀬がオルフェ(ジャン・コクトー監督)というい古い映画を観ているシーンがあります。 レスリーが好きな映画だと言った「オルフェ」。
効果的に使われていた気がします。
行定勲監督はこんなようなこともおっしゃっていました。
「レスリーは、私より年上なのに、年下のようにみえたした。足を組んだり、膝を抱えて座ったり。そんな彼の雰囲気も今ヶ瀬に反映させたいと思いました」。
実際、映画を観たら、今ヶ瀬くん役、”あぁ、こういうところ、レスリーっぽいな”と思うところが多かった。
レスリーの影みたいなのを感じると、ちょっと切なくて悲しくなる瞬間もあったり。
同時に、何年経っても監督に影響を与えるレスリーの存在はとても大きいんだなとも。
ブエノスアイレスを意識したのかなと思われる場面もいくつかありました。
正直、退屈で眠くなる映画がと思っていましたが、レスリー云々抜きでも、そんなことありませんでした。
ただ、ストーリーは万人向けではありません。ブエノスアイレスもそうですが。
あえて登場人物の性格や行動には触れません。
ただ私は、色々な生き方に寛容な世界になるといいな、
この映画を機に、レスリー・チャンに興味を持ってくれる方がいたら嬉しいなと思ったかな。
ブエノスアイレスは私の好きな映画のひとつなので、あらためてご紹介するかもしれません。
視聴はこちらから。
原作の漫画はこちら。
よろしければ、こちらもどうぞ。
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