4月1日です。早い。
新年度、エイプリールフール。
1月とはまた違う意味で、新たな始まり的な区切りのある日、月ですね。
私にとっては2003年以来、
レスリー・チャンという一人の人を想う日になりました。
香港の星 レスリー・チャンの映画3選
レスリー・チャンを知っていますか?
レスリー・チャン(張國榮)は香港の俳優、歌手。
愛称は「哥哥(お兄さん)」。
2003年4月1日に46才で亡くなりました。
kinki kidsの堂本剛くん、常盤貴子さんはレスリーの大ファンでした。
常盤さんは「もういちど逢いたくて 星月童話」でレスリーと共演を果たしています。
剛くんはTV番組撮影でレスリーと会い、感激していました。
二人共かわいかったですよ。
正式な動画はないと思いますのでリンクは貼りませんが、ググると多分観れます。
今日この記事を書いたのは、彼の作品に少しでも興味を持ってくださる方がいてくだされば嬉しいなと思ったからです。
それでは3作品ご紹介させてください。
さらば、わが愛 覇王別姫
中国激動の時代に生きた、京劇俳優の程蝶衣と段小樓。女形の蝶衣は段小樓を愛していたが、彼は娼婦と結婚してしまう…。戦争が、京劇という芸術の世界も侵しつつあった時代を背景に描かれる、ふたりの男たちの愛憎のドラマ。
段小樓を愛しながらも、その愛を得ることができず、苦悩する程蝶衣を演じるレスリー・チャンの艶やかな美しさが圧倒的な存在感を見せる。段小樓と結ばれる娼婦はコン・リー。監督はチェン・カイコー。カンヌ映画祭パルム・ドール賞受賞作。
引用元:Amazon.co.jp
カンヌ映画祭のパルムドール賞受賞作。
レスリーは京劇俳優の女形を演じています。この映画の為に北京語と京劇の形を習得しました。見事です。
約3時間の長い映画ですが、レビューでもとても評価の高い作品です。
Adieu ma concubine (霸王別姬, 1993) de Chen Kaige
暴れる蝶衣を見ると、
抱きしめたくなるわ...。
ブエノスアイレス
南米アルゼンチンへやってきた、ウィンとファイ。
幾度となく別れを繰り返してきた2人は、ここでも些細な諍いを繰り返し別れてしまう。そして、ファイが働くタンゴ・バーで再会を果たすが...。第50回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞のウォン・カーウァイ監督衝撃作!
惹かれ合いながらも、傷つける事しかできない男と男の刹那的な愛をトニー・レオンとレスリー・チャンが熱演。
引用元:Amazon.co.jp
香港の2大俳優が共演。
ウォン・カーウァイ監督の独特な世界観で表現されています。
色彩や音楽も印象的。
初めて観た時は正直「ん?よくわからないうちに終わったぞ?」的な感じでしたが、不思議と何回も観たくなる映画。噛めば噛むほど味の出るスルメみたい。
見る度に、初めて観た時はわからなかった登場人物の複雑な心情が痛いほど伝わってくるようになりました。
流星
株価の大暴落で全てを失った元証券アナリストの男が、捨て子の赤ん坊を見つけ育て始める。そして4年後、実の母親が現れ…。血の繋がらない親子の愛と絆を描いたヒューマンドラマ。
引用元:Amazon.co.jp
レスリーがほぼノーギャラで出演を引き受けた映画。
いつもと違い、冴えないみすぼらしい?中年男性を演じています。
大ヒット作品ではないけれど、私の好きな映画です。
最後に
レスリー・チャンのすごいところは、「役を演じているレスリー・チャン」ではなく、
あたかもその登場人物が
実在しているかのよう
に思わされるところです。
万人向けの映画とは言えませんが、興味を持っていただけましたら是非ご覧になってみてください。
私はこの3作品、DVD持っています。
繰り返し観るので断捨離できません!
よろしければ、こちらもどうぞ。
*参考になります。トラコミュ。*
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