たっく氏著
「必要十分生活」を読みました。
印象に残ったポイントを3つ書き留めておきます。
「必要十分生活」で印象に残った3つのポイント
1.買いだめは危険
例えば、Aというボールペンを買うときに、よく使うものだからといって3本まとめて買ったとします。しかし、そのあと偶然にBというボールペンの使い心地が非常に良いことを知ってしまったとしたら、どうでしょう。
Aを使っている間ずっと、「Bの方が良かったな」と思ってしまい、ストレスが溜まります。途中でBを使ってしまったら、もう2度とBを使うことはないでしょう
これ、以前よく失敗しました。
「あるある」ですよね。
「安売りしていたから何個か買っておこう。どうせ使うモノだから。」
ところが他に気になる製品がでてきて、つい試してみたくなる。
試したいのにストックがあるからまだ使えない。
「ああ、早く今のなくならないかなあ」なんていうプチストレスを抱いてしまったり。
似たような失敗で、こんなこともありました。
マニキュアが大好きだった頃、たくさん買ってしまいました。
使い切っていないうちにあの色もこの色も欲しくなって集めてしまった。
ところが突然、マニキュア熱がそれほどでもなくなり、多くのマニキュアは使い切らないうちに手放すことになりました。
そんな苦い経験も踏まえて、どんなモノも数は少なく、必要以上にストックは持たないように気をつけています。
2.不要なものの処分の仕方
私は過去にはヤフーオークションで色々売ったりした経験もありますが、手続きが面倒なことや、出品後の配送など色々手間がかかります。その面倒のために、必要十分な生活が遠のいてしまうのは残念なことです。
その点、リサイクルショップに売却してしまえば、売れるかどうかや、どのように配送するかなどについて考える必要はありません。
少しでも高く売りたい!と思う方はメルカリなどのアプリを使ったり、高額で買い取りしてくれるところを探します。
その労力が苦にならないならそれでOK。
私はたっくさんと同じで、面倒でストレスを感じるのでリサイクルショップ派です。最近はリサイクルショップに持って行くだけでも腰が重くなり...。
モノは使い切れるのが一番だとつくづく感じています。
その為にはやはり、買う時は本当に必要かよく考えること、使い切れる量か、心地良いモノかチェックすることが重要になってきます。
3.お風呂場は毎日すべて洗う
お風呂からあがるときには、お風呂場のものすべてをスポンジで洗います。すべてになるので、風呂場にあるものは、なるべく少ない方が良いです。そして、自分の体を拭いたタオルで、お風呂場全体を拭きあげます。
こうすれば、お風呂場にカビが生えることもありませんし、ヌルヌルの場所もできません。ついでに排水溝も洗ってしまいます、排水溝は1日洗わないだけでもヌルヌルがつきます。
この状態が維持できれば、お風呂場の状態は常にホテルのお風呂のようになるとたっくさんはおっしゃっています。
排水溝のフタをとってしまい楽ちん仕様にしたものの、お風呂掃除はやっぱり苦手らしい私。たっくさんの方法も興味があります。
お風呂場全体をその都度拭きあげる。
まるで、シンクを毎日拭きあげるのと同じ感じですね。
ただ、お風呂を入った後にこの作業が自分にできるか怪しいところ。
シンクと違って面積も広いから、なかなかの作業になります。
お風呂に入った後は髪を乾かしたり、ホッと一息つきたい時間な気もするのです。
でも一度試してみようかなあ。
案外できたりするのかしら。
最後に
たっくさんの「必要十分生活」は、ご家族と同居されているので、「人の領域には踏み込まない」ことも書かれています。
バスタオルは必要ない、普通のタオルで十分だということもウンウンと頷きました。
私もバスタオルは使っていません。
バスマットも使いません。
正直、物を減らす系の本は、もうそんなに読まなくても良いかなと思っていました。減らす為のノウハウや基準は大体わかるようになったので。
でも、たまに興味を持ち読みやすそうな本を読むと、きりりと気持ちがひきしまります。
「よし、すっきりをキープしよう」という具合に。
読みやすい本でした。
「必要十分生活」。
なんだか良い響きの言葉です。
よろしければ、こちらもどうぞ。
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