香港映画、「淪落(りんらく)の人」を観てきました。
ゆかさんの呟きに、うんうんと頷く。
#淪落の人
— ゆか (@yuka) 2019年12月3日
香港庶民版『最強のふたり』。人生讃歌でもひたすら人生の残酷を抉るのでもなく、「人生とはわからないもの」という受容が主人公たちの辛さ切なさ強さ優しさを際立たせる。アンソニー・ウォン(#黄秋生)名演!"相棒"クリセル・コンサンジもとてもいい。そして久々にサム・リーが素晴らしい! pic.twitter.com/f7qkPU9Jf7
あ、でも、最強のふたりのパクリだろ!っていう感じでは全然ないので、そこだけ念のため。
ポスターや設定が彷彿させるかもしれないけど、もちろんまったく別モノ。
最強のふたりは実話が元。
淪落の人は実話ではないが、生々しさがあった。
香港映画、淪落(りんらく)の人は、夢を持っていいんだと語りかけてくる。
香港映画、淪落(りんらく)の人。予告編とあらすじ
出典元:https://eiga.com/movie/91914/
淪落(りんらく)の人は、香港発のヒューマンドラマ。
第38回香港電影金像奨作品。
最優秀男優賞
アンソニー・ウォン
最優秀新人監督賞
オリバー・チャン
最優秀新人賞受賞
クリセル・コンサンジ
助演男優賞ノミネート
サム・リー
「こんにちは、あきおです」
と個性的な髭を生やしたオジサンあきおの挨拶から始まる予告編を良かったらご覧ください。
●あらすじ●
突然の事故で半身不随となってしまった男、リョン・チョンウィン(アンソニー・ウォン)。妻とは離婚、息子とも離れて暮らし、人生に何の希望も抱けないまま、ただただ日々を過ごしていた。妹ジンイン(セシリア・イップ)との関係もうまくいかず、慰みは唯一の友達である元同僚のファイ(サム・リー)との会話と海外の大学に通う一人息子の成長だけ。
そこに若いフィリピン人女性エヴリン(クリセル・コンサンジ)が住み込み家政婦としてやってくる。広東語が話せない彼女に最初はイライラを募らせたチョンウィンだったが、片言の英語で会話をしながらお互いに情が芽生えていく。やがて、エヴリンが生活のためにやむを得ず写真家への道を諦めたものの、今でも心の中で夢を追い求めていることを知ったチョンウィンは、彼女の夢を叶える手助けをしようと思い始めるが…。
映画「淪落の人」公式サイトより
香港の名優、黄秋生(アンソニー・ウォン)
出典元:
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200201-00010001-theadline-movi
今、香港は大変な時期を迎えていますが。
私は香港と香港映画が結構好きでして。
アンソニー・ウォンさんは大好きな役者さんの一人。
日本で有名なところだと、「インファナルアフェア」など、本当に数多くの映画に出演する名優。大御所であります。
そのアンソニー・ウォンが、予算があまりない新人監督のために、この作品にノーギャラで出演。
おお、なんて良い人なんだ!と思うかもですが、本人曰く、「つまらない脚本だったら、1ページ読まないで放った。最後まで読める脚本だった。」とのこと。
それだけの魅力がこの脚本と監督さんにあったのでしょう。
公式サイトの監督のインタビューを読むと、綺麗ごとを言いすぎない正直な人だな、感じた。
アンソニー・ウォンさんも、他のインタビューで、「現在の世の中や香港は、現実はこういう風にはなかなかいかない。だけど、こうなれば良いなという思いを込めて出演した。」と語っている。
あと、香港情勢について聞かれて、「しばらくは香港に来ない方が良いかもしれません」と言っている。
この方も正直だ。
実際、映画には、生々しいくらい香港のリアルと希望が混在していた。
今の香港で、こういう映画をとること、上映することはそう簡単なことじゃないと思う。
良い映画でした。
観に行って良かった。
さすが、アンソニー・ウォン。
サム・リーくんも良い味出していた。
上映している映画館は少なめだけど、おすすめです。
どんな人も、
夢を持っていいんだ
と映画が語りかけてきます。
それに、あきおがとても魅力的だよ!!
ステッカーもらったので、玄関にしばらく貼っておきます。
よろしければ、こちらもどうぞ。
あきおさん出てます。
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