”ミニマリスト本”とカテゴライズして良いのでしょうか。
レオ・バボータ著、”THE POWER OF LESS 減らす技術”を読みました。
どんな内容か、感想も交えてご紹介します。
THE POWER OF LESS 減らす技術
著者、レオ・バボータってどんな人?
アメリカに住む、
6人のお子様がいるミニマリスト。
やることを減らして楽に豊かに生きるシンプルライフを提唱し、圧倒的な支持を集めるカリスマブロガー。
2007年世界ブログ総合大賞受賞。(本の著者紹介文より)
THE POWER OF LESS 減らす技術はどんな本?
人生はシンプル・イズ・ベスト。
著者の言うシンプルは、”やることそのものを減らす”ことです。
その為、モノを減らす技術の本ではありません。
人生をシンプルにする2つのステップとして、
1.大切なことを見極める
2.それ以外のものを取り除く
を基本としています。
人生をシンプルで生産的なものにする6つの原則
この本には
6つの原則が書かれています。
1.制限する
2.本質に迫ることだけを選ぶ
3.シンプルにする
4.集中する
5.習慣化する
6.小さくはじめる
ひとつの原則ごとに具体的な例や説明があるので、とてもわかりやすいです。
例えば「小さくはじめる」は、できる限り簡単なものを、ほんの少しから始める。
何故なら、はじめから大きな目標を立てると失敗する可能性が高い。
簡単すぎると思う位の方が続き、習慣化できる。といった具合です。
もっと少なく、もっと小さく、もっと価値あることを
本当に大切なこと(価値あること)を見極める
自分にとって何が大切なのか、価値があるのかを見極めることが要です。
それ以外のものを減らしていく。
そうすることで、価値あることに集中できます。
シングルタスクにする
マルチタスクは効率が悪い。シングルタスクに集中せよと著者は書いています。
実際、マルチタスクは一見効率良くみえますが、実はシングルタスクの方が良いということがわかっていますね。
私も日頃からシングルタスクを心がけています。
毎日、最も重要なタスク(Most Important Task)を決める
著者の特徴的なのは、まずその日の最も重要なタスク(MIT)を決め、朝一番に片付けよというものです。
MITが終わるまでは一切他のことに手をつけません。
まさに集中。
1度にひとつだけのゴールに集中します。(ワンゴール方式)
タスクの大きさは小さく
タスクの大きさは小さいほど良い。
大きなタスクは細分化する。
その方が達成しやすくなるからです。
管理の前にまず減らせ
著者は「管理の前にまず減らせ」と強調しています。
数が少なければ、その分管理が必要なくなります。
そしてそれは、自分の大切なことに時間を使えるシンプルライフにつながります。
本には具体的に、MITの設定方法、取り組み方、シンプル・プロジェクトの作り方、時間管理、健康管理などについて書かれています。
個人的にはかなり、シンプルな生活スタイルの参考になりました。
この本がおすすめの方
・モノだけじゃなく、
生き方をシンプルにしたい方
・忙しさに追われず、
心に余裕を持って暮らしたい方
・人生の目標を達成したい方
- 作者:レオ・バボータ
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009-08-05
よろしければ、こちらもどうぞ。
*参考になります。トラコミュ。*
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