NETFLIX「今求められるミニマリズム」を観ました。
LESS IS NOW
NETFLIX「今求められるミニマリズム」を観ました。
この番組の原題は「LESS IS NOW」。
二人のミニマリストが登場します。
ジョシュア・ミルバーンとライアン・ニコデマスです。
ふたりは共に子どもの頃貧しく、太った子どもで、友達でした。
ジョシュアは子どものころまずしかったために、負の連鎖を断ち切るため、「お金持ちになろうと決めました。
アメリカンドリームは自分の欲しい生活ではなかった
ジョシュア・ライアン共に、仕事で大きな成功をおさめます。
いわゆるアメリカンドリームです。
でも、ライアンは当時を振り返って言います。
「アメリカンドリームを手に入れるためには代償があった。
ストレス、不安、不満がいっぱいで、何が大事がわからなくなった。
ココロに空いた穴をうめるためにモノを買った。
人生の大切なもの...
健康や人間関係、自分が夢中になれることはなおざりにしていた。」
一方、28歳で仕事に成功し、高級な生活ができるようになったジョシュアは、母親の死と離婚を同じ月に経験します。この2つの出来事が人生を考え直すきっかけになりました。
成功にこだわり、モノの収集に夢中だった、欲しいモノはすべて手に入れたけれど、それらは本当に自分が欲しいモノではなかったと気付いたのです。
その後、いらないものを手放していきました。
思い出のモノに執着しない。思い出はココロの中にある。
亡くなったジョシュアのお母さまの家に行くと、小さな家に3軒分くらいのモノがあったそうです。
(平均的なアメリカの家庭には、約30万個のモノがあると言われています。)
ベッドの下には番号を書いたびっちりとつまった段ボールが。
開けてみると、ジョシュアが子どもの頃のプリントやら何やらでした。
ジョシュアは言います。
「母は思い出に執着していきていた。
でも、その箱を1度でもあけた形跡はなかった。モノがなくても、思い出はココロの中にある。」
結局ジョシュアは何か月もかけてお母さまの家を片付け、数点の思い出の品のみを持って帰りました。
「思い出の品は
少ないほうが味わい深くなる。」
ライアンの荷造りパーティ
ジョシュアの幸せそうな変化に気付いたライアンも、モノを減らしたくなりました。
でも、ジョシュアのように時間をかけたくなったライアンは、「荷造りパーティ」をしました。
持ち物をすべて引っ越しする時のように段ボールにつめ、3か月間に使うモノだけをとりだして残す作戦です。
その結果、どんな様子だったかというと、3週間たっても8割はまだ箱の中。何が入っていたのかも思い出せない状態でした。
今、ライアンは言います。
「美意識を大切にしている。
シンプルに暮らすのは難しい。
流れに身をまかせて欲しいと思った家具を買う方が簡単だ。」
広告とSNSの影響
世の中は広告にあふれています。
広告は「まだ足りない」「これがないと恥ずかしい」と語りかけてくる。
少し前だと、脱毛ブームがあったと思いませんか?
女性も男性も脱毛していないと恥ずかしい、という気持ちがおこりそうなくらい、広告を見かけたし、メディアも特集しました。
こんな言葉が出てきます。
「モノを売ることがダメなわけではない。スーパーには食料品が売っていて欲しい。
自分に本当に必要なモノ、欲しいと思うモノを見極めることが大切なんだ。」
また、ソーシャルメディアの発達で、比べる対象が広がっているとの指摘も。
SNSを見ることで、以前より激しく比較するようになっている。
SNSをみると気分が落ち込む人も多いと言われています。
上手に付き合うことが大切ですね。
モノを減らすと人生は好転するのか
ミニマリズムってなんだ?という問いにジョシュアは答えます。
「モノを処分して、人生で大切なモノを取り戻すこと。モノではない大切なモノを。」
捨てることばかりに夢中になる「捨てるハイ」は別ですが、モノの管理に追われたり探したりすることなく、人生で大切なモノにフォーカスできれば、人生は好転しますね。
実際、ジョシュアもライアンも幸せそうでした。
気になった方は、番組チェックしてみてくださいね。
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*参考になります。トラコミュ。*
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