ハンドメイド販売の世界に入って考えさせられたこと。
ハンドメイド品と大量生産されているモノの値段を比べてはいけない
今の100円ショップは驚くほどの品揃え。
ないモノはないんじゃないかって位充実している。
するとこういうことが起こるんですよね。
ハンドメイドの作品の値段を見て、
「たかっつ!(高い)こんなの100円ショップでも売ってるからいらないよね」
うん。まったくわからないわけでもない。
モノというのは大抵、大量生産すればするほど原価が安くなるようになってます。
ハンドメイドは、作家さんがひとつずつ手作りするのでお値段が高くなるのは当たり前なんですよね。
偉そうに言ってますが、私も自分がハンドメイド販売の世界に片足入れたからわかったことです。
ハンドメイド作品のお値段は、原価プラス時間給、プラス利益で計算します。
そうじゃないと最悪赤字になってしまう。
今の日本は高いハンドメイド作品を買える人が少ないかもしれない
原価プラス時給の段階で、大抵のハンドメイド作品は、割とお値段が上がってしまいます。そのあたりで悩む作家さんも多いです。
時々、ハンドメイド作家さん向けのアドバイスみたいなのを聞くんですが、”日本はお給料は上がらないけど物価は高くなるし、高いハンドメイド作品を買える人は少ないんじゃないかと思う”といった内容がありました。
私もそう思います。
私は私の道を行く。
日本での見込みが少ないから、海外販売を見据える方もでてくるでしょう。
私はですね。
もちろん利益は欲しいです。
趣味の延長で始めたとはいえ、トゥッティ(セキセイインコ)とささやかに暮らすための足しにしたいし、次の作品を作るための材料費も欲しい。
それになんだかんだ、やっぱりハンドメイド作品には、大量生産にはないあたたかみがあると思うんですよ。
今の日本には、高いハンドメイド品を買える人が少ない...私もそう感じています。私は普段頑張ってる方が手の届く価格帯のハンドメイド作品を充実させたいかも。#ハンドメイド
— メグコトリ。 (@megkotori) October 9, 2021
だって頑張ってるのに、「これ素敵だな」と思っても、とても手が届かないなんて寂しいじゃないですか。#ハンドメイド
— メグコトリ。 (@megkotori) October 9, 2021
ハンドメイド販売をはじめると、「どこの誰に届けたいのか」を考える必要がでてきます。
私は、普段、家事やお仕事を頑張っている方たちの手の届くお値段の作品を充実させたいなと思いました。
だって、せっかく「あれいいな、でも手の届かないお値段だからあきらめよう」ってなったら、お互いが寂しいじゃないですか。...なんて考えてました。
「楽しむ」を第一に、細く長く続けていけたらいいな。
というわけで、時々ギャラリーに遊びに来ていただけたら嬉しいです!
なんて。わぁい。(下の方にリンクあります!)
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