「一生モノを手にいれませんか?」
なんてフレーズ、時々みかけますね。
一生モノ、本当に存在するのでしょうか。
「一生モノ」は存在するのか。
一生モノって?
「一生モノ」。
説明は不要かと思いますが、一生使い続けることができるモノ、持ち続けることができるモノのことです。
憧れの高価なブランドだったり、職人さんが作ったしっかりしたモノなどのイメージでしょうか。
一生モノって、本当はほとんど存在しないと思う
同じ「一生モノ」と言っても、年齢によって「一生」の範囲は大きく変わります。
例えば、20才で買うのと、47才で買う場合では、単純に残りの人生の時間や年数が違ってきます。
そういう意味では、人生の後半に近づくほど「一生モノ」になる可能性は高いと言えるかもしれません。
でも、個人的には、
「一生モノ」は「ほとんど」存在しない
と思っています。
あるとしたら、指輪ぐらいでしょうか。
結婚指輪などは、生涯持ち続けますよね。
私は結婚していませんが、母が祖母からもらった指輪を譲り受け持っています。
ただ、その指輪も、大幅に太ってしまったので現在はまりませんが。
「一生モノ」はほとんど存在しないと思う理由
「一生モノ」が、ほとんど存在しないと思う理由は以下の通りです。
・人は、飽きる存在である。
(新しいモノを求める。)
・年齢などにより、サイズや似合うモノが変化する。
・一生の間に、デザインが古くならないモノは少ない。
・お手入れや修理に、時間やお金がかかることが多い。
「一生モノ」を高価なモノを購入する理由にしていませんか?
高価なモノが欲しくなった時、「一生モノだと思って」と購入すること、ありませんか?
私の知り合いは、20代で80万ほどのオメガの腕時計を買いました。
ちゃんと使えていれば、購入は悪いことじゃありません。
自分で働いたお金ですし、自由です。
でも、そのオメガの時計、今はどうなっているかというと、クローゼットの奥に眠っているらしいです。
「電池交換の時にメーカーに預けなければいけない」、「電池交換も普通の腕時計より高額」なので面倒になってしまった と。
モノを持つとアフターケアが必要になります。そのあたりも考えて購入したいですね。
個人的には、こう思います。
モノを買う時は、「一生モノ」と考えない方が良い。「長く大切に使おう」くらいのスタンスがいい。
もし、「一生モノ」が欲しくなった時、
本当に「一生モノ」になり得るのか、その価値があるのかよく考える。「一生モノ」と思い込むことで購入する理由にしていないか、立ち止まってみる。
もっと言うなら、「一生モノ」じゃなくても欲しいかどうかも目安になりそうですね。
見栄を捨てると、
きっとココロが軽く、自由になる。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著者、佐々木典士さんも、見栄を捨てたら楽になったとおっしゃっています。
よろしければ、こちらもどうぞ。
*参考になります。トラコミュ。*
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