ダイエット本はほとんど読まないが、珍しく読んだ。
著者がほぼ同年代、同身長だったからだ。
読書。10キロやせて永久キープするダイエット。
山崎潤子(著)、海保博之(監修)
著者であり、ダイエットに取り組んだのは40代ライター業の山崎潤子さん。
ひとりではいつもくじけるということで、心理学者の海保博之先生にアドバイスをもらいながら実践した模様が綴られている。
ダイエットは辛いから続かない、辛いダイエットは続かない。
数々のダイエットを試し、一旦痩せてはリバウンドを繰り返してきた山崎潤子さん。体重を減らすために、食事制限を厳密にしたり、猛烈に運動を頑張ったりしてきた。
当然、ダイエットとは、我慢するモノ、辛いモノのイメージ。
ここで心理学、海保先生の出番。
『あまりにも急な目標を掲げると、我慢したり、無理をして辛くなる。
ダイエットは一生続ける生活習慣。』
そう、ダイエットとは生活習慣の改善なのだ。
目標体重まで頑張って体重を落としても、元の生活に戻れば体重も戻る。
下手したらリバウンドで前より太ってしまうこともアルアルだ。
この本のダイエット方法。
海保先生のアドバイスは、
・自分と向き合い
・考え
・実行する。
①まずは自分の現状把握から。
何を食べて、どんな生活をしているか自己分析する。
②そこから、ダイエットするために改善できる点を考える。
(自分に合った方法をみつける)
③そして実行する。
それが生活習慣となる。
目標は、ほんの少し気をつければ続けることができる位の簡単なことにするのがポイント。それを習慣にしてしまうのだ。
著者の山崎潤子さんは、食べたモノをすべて書き出していたが、個人的にはこれについては全面的には賛成しかねる。(レコーディングダイエットとかもあるけれど。)
すべて書いていると、たしかに意識は高まりそうだが、高まりすぎて常に頭の中がダイエットのことばかりになってしまいそうだからだ。
この辺はご自身のココロや調子と相談のうえでの方が良いかなと。
簡単な運動習慣は、ぜひとも取り入れたい。
時間をかけて体重を落としていく。
ダイエット。
結果がみえてこないと、やる気が...となりがちだけど、
ゆっくり時間をかけて体重が落ちていく方がリバウンドしにくい。
すぐに痩せたい、結果が欲しい!
そう思っちゃうんだけどね。
でも、海保先生のおっしゃる通り、ダイエットって実は一生続くモノで、ようするに生活習慣の改善なのだ。
ちょっと食事を意識して、運動習慣を取り入れる。
ちなみに著者は、2年かけて10キロ落としている。
よく見かける1週間で5キロやせた!!とか、無理だから。
そういう痩せ方は、万が一できたとしても健康的じゃないし、キープできないから!
ダイエットに関する意識を変えるという点では、この本は読んでみても良いかもしれません。
よろしければ、こちらもどうぞ。
*参考になります。トラコミュ。*
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